『マリーゴールド』あいみょん。二人の想いが同じでありますように…。妄想ストーリー。

本日ご紹介するのは、女性シンガーソングライター『あいみょんのナンバーから。

『あいみょん』魅力は、独特な世界観から創り出される歌詞、その歌詞の良さを最大限に引き出すメロディー、歌詞とメロディーに逆らうことなく乗る歌声。なんだろ…この人の曲って歌詞とメロディーと歌声が極めて自然に融合しているというか、違和感みたいなものを感じない。だからスムーズに心に響く…いや、浸透するという表現の方が正しいかな…と思うのは私だけでしょうか?

そんな『あいみょん』の名曲の中から今回ご紹介するのは…ちょっと待って(^^;)この人の曲で一番衝撃を受けたのは『貴方解剖純愛歌~死ね~』なんだけどね…それはまたの機会でご紹介します。今回は皆さまもうご存知と思います名曲

『マリーゴールド』(作詞・作曲:あいみょん

歌詞全文はこちらのリンクから↓
http://j-lyric.net/artist/a05996f/l0482da.html

『マリーゴールド』は2018年8月8日に発売された『あいみょん』のメジャー5thシングル。第69回NHK紅白歌合戦で披露し、YouTubeのMV再生回数は現時点で1億2千万回を突破。『あいみょん』の代表曲の1つで、今更ご紹介なんて遅れてるよね(;´▽`A“

私が思うこの曲の魅力は、どこか懐かしく、でも古臭くは感じない温かみのあるメロディー。音の運び方が秀逸で聴いていて心にすぅ~っと染みこんでいく感じが心地よく、オルゴールにして聴いても最高だろうな~♪そして心地よいメロディーにマッチした、壮大で切なくノスタルジックな歌詞は言葉選びが素敵で、捉え方によっては様々な解釈ができ、まさに色や品種によって様々な意味があるマリーゴールドの花言葉のよう❁

そこにあいみょんの歌声が加わったらもう言うことはないでしょう!でも言わせて(^^;)

さて今回この曲を聴いて膨らんだ私の妄想ストーリー(歌詞解釈)をご紹介いたします。

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最愛の恋人との別れ…それは突然訪れた…

仕事を終え、家に帰り、ふと時計を見るともう夜の0時過ぎ。明日も朝早いし風呂入って早く寝ないと…

風呂に入り、服を着て洗面所から出るとスマホが鳴っていた。こんな時間に誰だろ…画面を見ると彼女からだ…。電話に出ると、いつもと声が違う…彼女のお母さんだ…

…彼女が…亡くなった…

不慮の事故による彼女の突然の死…。

「まさか…そんなの信じられない…信じれるわけがない…嘘だ!!!そんな冗談やめてください!!!」

彼女のお母さんは泣きながら「本当なの………私だって信じたくない…」

彼女のお母さんがそんな嘘をつくはずがない…私は気が動転して電話を途中で切ってしまった…

俺は現実を受け入れられず、泣き…叫び…もがき…苦しんだ…

彼女がこの世からいなくなるなんて全く考えていなかったし、突然すぎて現実を受け入れられない…

一晩中泣き続け、泣き疲れていつの間にか気を失うように寝ていた…

悪い夢なら覚めてくれ!夢であってくれ!!

 

…夢ではなかった…

 

俺が彼女の死を認めてしまったら、彼女はほんとに戻ってこない…

しばらくはそう思って彼女の死を受け入れられずにいた。

仕事にもいけず、毎日家に籠っては泣いて…寝て…また泣いて…を繰り返した。それでも一向に現実は変わらない。

私は諦めのような感じで現実を受け入れた…

現実を受け入れると、悲しみが込み上げてきて、また泣いては寝て…泣いては寝て…

彼女のことを思い出す…

彼女は明るく元気でいつも笑顔。そしてその笑顔を見ると俺も笑顔になる。そんな俺に彼女は「あなたの笑顔が大好き」と言ってくれた。明るく活発な彼女だけどすごく寂しがりやで…そんな両極端な性格が可愛らしくて好きだった。他にも好きなところはたくさんあって………

毎日毎日俺は彼女のことを思い出し、いろんなことを考えた。こんなに時間を費やし真面目に彼女のことを考えたことって今までなかったな…思い出せば思い出すほど、考えれば考えるほど彼女のことが恋しい…

彼女が亡くなってから天地がひっくり返ったような日々を過ごしていた…

ふと自分の顔を鏡で見たとき、自分の顔に見えないぐらいやつれて疲れ切った顔をしていた。

街中を歩いても私だけが違う世界を歩いているような感覚…俺の気持ちなんて誰もわかっていない…みんな幸せそうに歩いている…俺はひとりぼっち…誰か俺の気持ちをわかってくれ…俺を慰めて癒してくれ…。
誰かに気づいてほしくて俺はもっと心を落ち込ませもっともっと悲しい表情をした…それでも誰も気づいてくれない…

家に帰り、また彼女のことを思い出しては考えた。彼女は俺の笑顔を好きと言ってくれた。今の俺の顔は大嫌いだろうな…。彼女が突然いなくなって俺は悲しんでいるけど、彼女は俺なんかよりもっと悲しい思いをしているはず…俺のこんな顔…こんな落ち込んでる姿見たら彼女はもっと悲しい思いをするだろう…彼女にはいつも笑顔でいてほしい…きっと空の上から俺を見ている…これ以上彼女を悲しませたくない!このままじゃだめだ!俺が変わらないと!!

彼女の笑顔がまた俺に立ち直るための力をくれた。彼女は俺の希望の光…俺の心の中で永遠に生き続けて輝いている!

彼女との思い出の写真、すごい気に入っている一枚がある。それはちょうど一年前の夏の日、彼女とフラワーパークにいった時に撮った写真。彼女はマリーゴールドを見て「綺麗だね!私マリーゴールド大好きなんだよね!!」って言ってた時に、後ろから見てたら、麦わら帽子を被っていた彼女が、なんかマリーゴールドに似てるなあ!!と思って撮った写真。青空、雲、マリーゴールド、すべてが色鮮やかで、その中心にいる彼女の輝きを引き立たせていてすごく綺麗な写真。俺もマリーゴールドが大好きだ…

そういえばこのあと、喉が乾いて自販機で炭酸ジュース買ったら、蓋開けた瞬間噴き出して顔ベトベトに濡れたんだよな…
その写真をみて当時を思い出し、俺は自然と笑みがこぼれた。笑ったのいつ以来だろう?

彼女がいなくなってから、初めて彼女の夢を見た。俺が空の上にいる彼女に会いに行く夢。

「会いにきたよ」

「中々会いにきてくれないからずっと寂しかったんだよ!もう離れないでね!!」

泣きそうな目で見つめる彼女をそっと抱き寄せた。

「もう離さないよ」

それから俺は毎日彼女の夢を見るようになる。彼女がいなくなったことによる心の傷は一生消えいない…弱音を口から出せば心のダムが一気に決壊しそうだ…でも不思議なくらい絶望は見えない、夢で逢えるから…

「空の上って結構寒いんだね」

「だからもっとくっつこうよ」

「歩きづらいだろ」

「あなたとずっと一緒なら毎日が記念日だよ。今日は何の記念日にしようかな?」

「二人三脚記念日。」

「その心は?」

「こんなにくっついて歩いてたら歩きづらくて二人三脚してるみたいだから」

「何それ…くっつくの嫌なの?理由がよくないな(怒)。これからお互い助け合い支え合いながら過ごしていこうってことで「二人三脚記念日」にしよう」

「お後がよろしいようで(笑)」

「ねえ?私のこと好き?」

「好きだよ」

「どのぐらい?」

「いっぱい」

「いっぱいってどのぐらい?」

「いーーーっぱいだよ」

「言葉じゃわからないな」

彼女をギュッと抱き寄せてそっとキスをした…

「このぐらい」

「もっと…」

太陽が照らす光で雲に二人が寄り添う影が映し出される。いつまでも…このままでいたい…

夢は覚めてしまう

遥か遠い場所にいても繫がっていたいなあ。2人の想いが同じでありますように………

 

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