『花占い』Vaundy。”きっと占う前から決まっている。だって運命なんだから”

Vaundy

本日ご紹介するのは、『Vaundy(バウンディ)』のナンバーから

『花占い』【作詞・作曲:Vaundy】

歌詞全文はこちらのリンクから→https://www.uta-net.com/song/305194/

日本テレビ系列の「日曜ドラマ」枠で放送されていたテレビドラマ『ボクの殺意が恋をした』主題歌として起用された楽曲。

MVのダンスが特徴的で見てると真似したくなっちゃいますよね٩( ”ω” )و
キャストは中川大志さんと新木優子さんという美男美女コンビ♪
なんかMVなのにドラマ一本見たかのような満足感を得られる(´▽`*)

この曲は、恋愛の複雑な感情や関係の儚さ、そして時間を超えて続く想いを描いた歌詞です。以下に詳しく解説します。

街の夕焼けに溶けた
僕たちはまだニ人だろうか
風が吹く僕たちを乗せて
ニ人でちぎった花に願いを込めて

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

ここでは、夕焼けの美しい街で二人が一緒にいる情景が描かれています。夕焼けに溶けるという表現は、時間や場所が曖昧になり、二人だけの世界にいる感覚を表しています。「ちぎった花に願いを込めて」という部分は、花占いを通して未来や関係の行方を占う様子を示しています。

願うなら 僕たちを
出会うよりもずっと遠くに
叶うなら 僕たちの
運命さえももっと遠くに

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

ここでは、出会いや運命を越えて、もっと遠くまで一緒に行きたいという願望が表現されています。出会いを超えるほどの強い絆や関係を求めている様子が描かれています。

なんて笑って吐いて捨てては
君を思い出す そんな思いを
抱いて抱えて悶えた先には
いつも君がいる そんな事より

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

笑って吐き出すような、日常の中で湧き上がる思い出が、繰り返し心に残っていることを示しています。悩みや葛藤の末にいつもその人がいることの安堵感と、それ以上に日常を共にすることの大切さが描かれています。

恋路の果てには何がある
くだらない話をニ人でしよう

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

恋愛の行き着く先には何があるのか、という問いかけがありつつ、結局は日常の些細な会話を楽しむことが何よりも重要であることが示されています。

僕達の千年の恋は
深い土で折れる花のようだ
僕達は千年後もまだ
同じ様にまってんだ
笑っちゃうよね (おう、おう、おう)

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

ここでは、千年という時間のスパンで恋が語られています。折れる花のように儚いけれども、同時に千年後も変わらずに待ち続ける姿勢がユーモラスに表現されています。この矛盾した感情が、恋の永続性と儚さを同時に表しています。

貴方と以外もう何処にも行けない
雨の中で (そう)
混じりあわない 日々の中で
二人は立っている 永劫

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

相手と一緒にいることが当たり前であり、それ以外は考えられないという強い気持ちが表現されています。日々の中で混じり合わないというのは、現実の困難やすれ違いを意味し、それでも二人は永遠に共にいることを選んでいる様子が描かれています。

願いは君との先にある
他愛ない話を二人でしよう

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

再び、未来への願いが相手との日常の些細な会話にこそあることを強調しています。これが二人の関係の本質であるとしています。

何年経っても妄想が
根を張ってもこんなに 溢れ出している
願いは
花が散るほど 溢れ出していく
花占う恋歌

Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

時が経つにつれて、想いが根を深く張り、溢れ出している様子を表しています。花が散るという儚さの中にも、願いが強く存在し続けることが示されています。「花占う恋歌」は、占いを通して恋愛の行方を探る行為を詩的に表現しています。

僕達の千年の恋は
深い土で咲く花のように
僕達は千年後もまだ
同じ様にちぎってまた笑っていたいよね


Vaundy「花占い」作詞・作曲:Vaundy

千年の恋が咲き誇る花のようでありたいと願う部分です。花占いで花をちぎって願いを込め、未来でも変わらず笑い合っていたいという希望が表現されています。

この歌は、恋愛の儚さと同時に、その持続的な力を描いています。時間を超えて変わらぬ想いや、日常の些細なやり取りにこそ本質があるというメッセージが込められています。

続きまして、この曲を聴いて膨れ上がった私の妄想ストーリ(歌詞解釈)をチラッとお見せいたします
|ω・)チラッ

『花占い』


第一章:夕焼けの中で

夕焼けは、世界の輪郭を曖昧にする。

ビルの影も、信号の赤も、遠くの人の声も、すべてが溶けていく時間。
現実が少しだけ柔らかくなって、嘘と本音の境界が滲む。

僕たちは、その中を歩いていた。

隣にいるのに、触れていない。
近いのに、決定的な距離がある。

それが、ずっと続いていた。

「ねえ」

君の声は、風に紛れるように小さかった。

でも確かに届いた。

「私たちってさ」

その言葉の続きを、僕は知っている気がした。
知っているのに、聞きたくなかった。

「まだ、“2人”かな」

足が止まる。

時間も、少しだけ止まる。

“2人”という言葉は、ただの人数じゃない。
そこには関係がある。名前がある。意味がある。

僕たちは、それを持っていない。

持っていないまま、ここまで来てしまった。

「どうだろう」

答えになっていない答えを返す。

君は少しだけ笑った。

でもその笑顔は、“安心した笑顔”じゃなかった。
“納得してしまった笑顔”だった。

僕は視線を逸らして、地面に咲く白い花を見つけた。

小さくて、踏めばすぐに潰れてしまうような花。

それを摘む。

この瞬間に意味を与えたくて。

「花占い、する?」

逃げだった。

でも、これ以上踏み込む勇気はなかった。

君は少しだけ間を置いて、それを受け取った。

「する」

その一言に、なぜか救われた。

まだ、終わっていない。

終わっていないふりが、できる。


第二章:ちぎる指先

花びらは、思っていたよりも簡単にちぎれた。

それが少しだけ怖かった。

関係も、こうやって簡単に壊れるのかもしれないと思ったからだ。

「好き」

君が言う。

その言葉は軽いはずなのに、胸の奥に沈んでいく。

「嫌い」

反対の言葉なのに、同じ重さで沈んでいく。

どちらも嘘みたいで、どちらも本当みたいだった。

僕はその様子を見ながら、何も言えなかった。

言葉を挟めば、このバランスが崩れる気がした。

「もしさ」

君が言う。

指先は止まらない。花びらは減っていく。

「願いが叶うなら、どうする?」

問いかけているのに、目は花に向いたまま。

本当は、答えなんてどうでもいいのかもしれない。
ただ、“願い”という言葉をここに置きたかっただけなのかもしれない。

僕は少しだけ考える。

願い。

それは未来に向かう言葉だ。

でも僕たちは、未来の話を避け続けてきた。

だから、これは少しだけ危険な問いだった。

「…僕たちのこと?」

「うん」

短い返事。

その中に、全部が詰まっていた。

僕は喉の奥に溜まった何かを飲み込んで言った。

「出会うより、ずっと遠くに行けたらいい」

言った瞬間、胸が締め付けられる。

遠くに行きたいわけじゃない。

本当は、ここにいたい。

でも、ここにいると壊れる。

だから遠くへ。

矛盾している。
でも、それしか言えなかった。

君は一瞬だけ驚いて、それから小さく笑った。

「同じこと思ってた」

その言葉は、共感だった。

でも同時に、“終わりの共有”でもあった。


第三章:遠くへ

僕たちは、未来を避けることで関係を保っていた。

名前をつけない。
約束をしない。
定義しない。

それが、壊れないための方法だった。

でも、それは同時に、前に進まないということでもあった。

「恋の果てってさ」

君が言う。

歩幅が少しだけズレる。

「何があるんだろうね」

「さあ」

僕は空を見上げる。

夕焼けが、少しだけ濁って見えた。

「終わりじゃない?」

軽く言ったつもりだった。

でも、空気が少しだけ変わる。

君は何も言わなかった。

ただ、少しだけ歩く速度を上げた。

その背中を見ながら、僕は思う。

言ってはいけなかった。

でも、嘘も言えなかった。

恋の果てにあるのは、
続きじゃない。

変化だ。

今のままではいられなくなる何か。

それを、僕たちは知っていた。

だから、ずっとこのままでいようとしていた。


第四章:1000年の恋

「私たちってさ」

君が立ち止まる。

夕焼けは、もうほとんど消えかけている。

「1000年くらい続くと思う?」

「無理でしょ」

即答だった。

時間は残酷だ。

どんな関係も、変えていく。

どんな気持ちも、薄れていく。

それを知っているからこそ、そう答えた。

君は少しだけ笑った。

「だよね」

でも、そのあと。

「でもさ」

少しだけ声が柔らかくなる。

「1000年後も、同じことしてたら面白いよね」

その言葉は、冗談だった。

でも、願いでもあった。

僕はその未来を想像する。

1000年後。

名前も、顔も、すべて変わっているのに、
なぜか同じ夕焼けで、同じ花をちぎっている。

同じように笑っている。

それは、現実ではありえない。

でも――

感情だけが残るなら、ありえる気がした。

僕は何も言えなかった。

否定も、肯定もできなかった。

ただ、その時間が終わらなければいいと思った。


第五章:混ざらない日々

時間は、静かにすべてを削っていく。

連絡は減る。

会う頻度も減る。

理由がなくても会えていた関係は、
理由がないと会えない関係に変わっていく。

それが“普通”だと分かっている。

でも、それを受け入れるには、少し時間が足りなかった。

ふとした瞬間に、思い出す。

夕焼け。
風。
花。

そして、君。

「あなたと以外、もうどこにもいけない」

あの言葉だけが、残り続けている。

矛盾している。

現実では離れているのに、
心の中では、ずっとそこにいる。

僕たちは混ざらなかった。

交わりそうで、交わらない。

近づきそうで、少しズレる。

でも完全には離れない。

それが、僕たちの距離だった。


第六章:再び、花をちぎる日

再会は、あまりにも自然だった。

偶然にしては、出来すぎているくらいに。

夕焼けの色も、風の温度も、あの日とよく似ていた。

まるで時間が円になって、同じ場所に戻ってきたみたいだった。

「久しぶり」

君が言う。

その声を聞いた瞬間、すべてが一気に戻ってきた。

時間も、距離も、関係も。

「…久しぶり」

言葉が少し遅れる。

でも、それでよかった。

完璧じゃない方が、今の僕たちらしい。

少しの沈黙。

でも、その沈黙はあの頃と同じだった。

「花占い、する?」

気づけば、口に出していた。

君は少しだけ驚いて、それから笑った。

「する」

変わっていない。

でも、確実に変わっている。

その両方が、同時にここにあった。


最終章:永遠のような一瞬

花びらをちぎる。

「好き」

声が、少しだけ震える。

「嫌い」

風が、少しだけ強くなる。

その繰り返し。

何も変わらないはずの行為なのに、
すべてが違って見える。

時間が、その一枚一枚に重なっている。

「ねえ」

君が言う。

「願い、まだある?」

僕は考える。

昔はたくさんあった願いが、今はほとんど残っていない。

削られて、削られて、
最後に残ったものだけが、ここにある。

「何年経っても」

言葉にする。

「こうやって笑っていたい」

それだけだった。

それだけが、本当だった。

君は少しだけ目を細めて言う。

「それ、もう叶ってるじゃん」

その言葉で、すべてが繋がる。

過去も、現在も、未来も。

僕たちは、ずっと同じことを繰り返している。

出会って、離れて、また出会う。

花をちぎって、笑う。

それが、終わらない。

風が吹く。

花びらが舞う。

夕焼けが消えていく。

でも、この瞬間だけは消えない。


花は散る。

でも、想いは根を張る。

時間の中で、形を変えながら、何度でも咲く。

だからきっと――

僕たちはこれからも、
同じように花をちぎって、
同じように笑って、

終わらない恋を、
何度でも繰り返していく。


それが、僕たちの「花占い」。

~完~


他にも『Vaundy』の名曲を紹介しておりますので併せてご覧くださいρ(._.*)ρ

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