『水平線』back number。”俺たちはバンドマンなので 慰めでも励ましでも無く音楽を ここに置いておきます”

本日ご紹介するのは、スリーピースロックバンドback number(バックナンバー)』(バクナン)のナンバーから

『水平線』(作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏

この曲は、2020年8月18日にYouTubeでMV公開、そして2021年8月13日にリリースされたバクナン4作目の配信デジタルシングルで、新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止となった2020年の全国高等学校総合体育大会を目指していた高校生たちへ向けて書き下ろされたもの

歌詞全文はこちらのリンクから→https://www.uta-net.com/song/306206/

費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くす事は、
仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、
などの言葉で到底納得出来るものではありません。
選手達と運営の生徒達に向け、何か出来る事はないかと相談を受けた時、
長い時間自分達の中にあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました。

先人としてなのか大人としてなのか
野暮な台詞を探してしまいますが、
俺たちはバンドマンなので
慰めでも励ましでも無く音楽を
ここに置いておきます。

清水依与吏(back number)

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新型コロナウイルス感染拡大は私たちの生活に大きな影響を与え、 back numberとしても心苦しい選択を強いられて来ました。 そんな中、インターハイ(全国高等学校総合体育大会)が史上初めての中止、という決定が下され、 それまで開催に向けて尽力してきた運営を担当する高校生たちからback numberに手紙が届きました。 学生時代に自身も陸上競技でインターハイを目指していた清水依与吏は、 今年のインターハイの開催県が地元・群馬県であったこと、 開会式で「SISTER」が演奏される予定だったことを知り、 何か彼らや彼女たちのために出来ないか考え、急遽制作し、完成した楽曲が『水平線』です。 本来、インターハイの開会式が行われるはずだった、本日8月18日に公開致します。

※YouTube back number official channel「水平線」概要欄より

『できるだけ嘘はないように』

嘘をつくことはいけないことだというけれど
相手のためを思ってつく嘘であれば時に必要な場合もある
但し、嘘をつくことは相手を騙していることには変わりがないのでできるだけ嘘はないように
相手が傷つかずに自分が利益を得ない範囲でつく嘘に留めよう


『どんな時も優しくあれるように』

自分の気持ちに余裕があるときは他人にも優しくなれるけど
余裕がないときは他人に優しくできなくなる
これ自体は仕方がないこと
自分に余裕がないと自分のことでいっぱいいっぱいになって他人を思いやる余裕がなくなってしまうから
だから他人に優しくなるには、まず自分が余裕を持つことが大事
余裕を持つにはまず自分に優しくなること
頑張りすぎず追い込みすぎず、心と体を休める時間もつくり、しっかりとメリハリをもって日々過ごすことが大事

『人が痛みを感じた時には自分の事のように思えるように』

思いやりの気持ちは人から人へと伝染します
あなたが自己中心的な考えしかできないと
他人もあなたに対して思いやりの気持ちを持てなくなります
反対にあなたが他人に思いやりの気持ちをもって接すると
他人が思いやりの気持ちのありがたみに気付き、自分も他人に思いやりの気持ちを持って接しようと思う
思いやりの気持ちが思いやりの気持ちを生む
世の中を思いやりの気持ちで溢れさせれば素敵な世の中になると思います
なのでまずはあなたが他人に対して思いやりを持ち、思いやりの大切さを発信していきましょう

『水平線が光る朝に、あなたの希望が崩れ落ちて、風に飛ばされる欠片に、誰かが綺麗と呟いてる。悲しい声で歌いながら、いつしか海に流れ着いて光って、あなたはそれを見るでしょう』

日が昇るは希望の光が照らすというイメージがありますが
希望の光が照らしてきたはずなのに逆に希望が崩れていってしまう
その崩れた希望の欠片を見て誰かが綺麗と呟いてる
これって一見嫌な感じを受けてしまいますが
この歌詞が意味することはこの曲が生まれたきっかけにあります
3年間インターハイに向けて一生懸命努力し、そこで結果を出して未来に繋げる
インターハイは高校生たち希望の船のひとつ
その船に乗り太陽が昇る水平線(光輝く未来)に向けて出航しようとしたが
悪天候で船が出航できなくなってしまった
雲が覆い希望の光が閉ざしてしまった高校生たちは悲しみ、涙し、心に雨が降り注ぐ
その雨は山に降り注ぎ、川を流れ、海にたどり着き、また新しい希望の光に照らされてキラキラと輝く
インターハイを目指していた高校生たちにとってその目標が消えてしまったことによる損失は計り知れないものである
でも広い視野で見ればインターハイの中止により新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に繋がり、それによってたくさんの命が救われている
そして努力を結果につなげられなかったけど、努力した経験までもが0になるわけではない
目標に向かって努力した経験は必ず今後の糧になる
嵐が訪れて光が見えなくなっても、雨が止み雲が晴れれば、また新たな希望の光があなたたちを照らす
あなたたちがまた希望の光に向けて舵をとり、光輝く水平線(未来)にたどり着けることを祈ってます

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他にも『back number』の名曲を紹介しておりますので併せてご覧くださいρ(._.*)ρ

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