タイトルの中に含まれている『答えは風に吹かれている』という言葉。この言葉を聞いてピンとくる人はいらっしゃると思います。
私がこの言葉を初めて耳にしたのは、1992年に放送されていた『愛という名のもとに』というドラマを見ていた時です。そのドラマのなかで唐沢寿明、江口洋介、鈴木保奈美の三人がよく言っていた台詞
健吾(唐沢寿明):どれだけ歩けば人として認めてもらえるのだろう?
時男(江口洋介):いくつの海を越えたら白い鳩は砂地で安らげるのか?
貴子(鈴木保奈美):友よ、 その答えは風に吹かれている。
3人:答えは風に吹かれている。
私はそのシーンが強く印象に残っておりその最後の言葉、『答えは風に吹かれている』という言葉が特に頭に刻み込まれています。
この三人が言っていた台詞は、ボブ・ディランの名曲『風に吹かれて』からきていたんですね!当時は全く知りませんでした(^^;)
歌詞解釈の本当の答えは歌詞を書いた本人のみぞ知る…いや、本人も答えを作っていないこともあるかな…答えがあったとしても、あえてはっきりとは表現せずにグレーにする。それによって聴く人が「自分の状況に置き換えやすくなる」、また聴く人の「グレーな部分を解明しようとする好奇心」を煽っているのではないでしょうか…。聴く人が自分でグレーな部分に色をつけられ、自由に描いて楽しめる。
だから皆、音楽という世界に引き込まれるのではないだろうか…
歌詞解釈の答えなんてあってないようなもの…その辺に転がっているものではなく、簡単に見つけられるものではない…そう、その答えは風に吹かれているのだから…
といった感じでこの『答えは風に吹かれている』というワードをブログタイトルに含めました(;^ω^)
なので、このブログで書くことは、あくまで私の勝手な考えであり、作者の意図とはまったく関係がありません。曲を聴いたことにより膨らんだ私の妄想ワールドを皆様にチラッとお見せしようという、ただそれだけでございます。
音楽の楽しみ方は皆様の自由です。歌詞の解釈も人それぞれあっていいと思います。今後もとことん音楽を楽しみましょう♪
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